トイレの中のiPhone ~ 復旧DIY→修理へ

トイレで用を足して、立ち上がった瞬間にポケットから何かがポロリ

「は?」と思った時にはiPhoneは便器の中・・・。

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約1/3が水没。

「うわー!」と慌てて取り出し、水気をふきとり、電源をOFFに・・・。

ふと思いなおし、トイレの水はキレイではなかったので水没エリアを水洗い

SIMを抜き取り、その穴から息を吹き込むと多量の水が出てくる。

ドライヤーの冷風をあて、5時間放置。その間にWebで対策を調べる。

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そろそろ乾燥したかと思い、満を持してスイッチを入れると全く反応せず。。

んー、素人的な処置では無理なようです。

 

その日は飲み会のため時間切れ。

しかし飲み会の場所、時間がスマホに残っており、うろ覚えのため慌てる。

電話とスマホが同時に使えなくなる状況は意外とキツイものです。

パソコンからフェイスブックに入り、そこから連絡を取り確認できました。

連絡を取るのも一苦労です。

 

翌日、iPhone修理センターへ行き、分解洗浄してもらいました。

バッテリー下部(Li-ion辺り)の右側が赤くなっており、浸水していたようです。

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上部(バッテリーの上)は赤くなっていないので浸水しなかったようです。

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ケース分解→バッテリーを外す→アルコール(無水?)で超音波洗浄(4~5分程度)

→小型ブロワでアルコールを吹き飛ばす(5分程度)→再組立て

アルコール洗浄には物理的な洗浄、水分を飛ばす、という2つ目的があるそうな。

 

電源が入るか緊張の一瞬です・・・、入った! やったー!

分解掃除で復旧したので5000円で修理できました。運がいい方だそうな。

写真はケースを空けた状態(上のパネルと下の本体の配線はつながった状態)

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修理代はかかったものの、修理の様子をずっと見せてもらったので

iPhone分解エンターテイメントでした。

 

次に水没したら一度自分で分解してみようかな、と感じました。

質のいい工具とパーツが入手できれば・・・。多分そこが大変なんでしょうけど。

しかし壊れたら高価なので、分解好きな方以外にはおススメできません(笑)

一方、プロの手際は鮮やかで、見ていてすごいなーと感心しました。

 

●なんとなくなコツ(備忘録)

1.超音波洗浄はメガネ洗浄のものを使っていた

2.小さいネジ類は失くさないようにマグネットシートにくっつけていた

3.モニター(上パネル)と本体のICチップを合わせるのが難しそう

最初は合わせがイマイチで液晶に模様があったり、タッチが鈍かったりした。