アルミ缶を熔かす

ロケットストーブがメラメラに燃えている時には1000℃以上らしいので

今回は熔融点が低めの金属であるアルミ(熔融点660℃)を熔かしてみます。

※高温になる火を使うので、周りに引火しないように配慮しています。

まずはロケットストーブをメラメラに燃やします。

炭が真っ赤になった状態までもっていかないとアルミ缶は溶けてくれません

るつぼにはスチール缶を切って使っています。

ある程度高温になるとアルミ缶は柔らかくはなるのですが

なかなか熔解まではしてくれません。

温度を上げていくとアルミ缶から火が出ます

こんな感じでメラメラです

ようやくアルミが熔解してきました。

るつぼの周囲を真っ赤になった炭で囲みます

熔解したアルミを型(おちょこ)に流し込みます

流し込んだ後に、温度差のためか「ピシッ」とヒビが入りました。

るつぼに溶け残ったカスが残りました。

陶器のヒビの様子

ガラスのおちょこに流し込んだら、その途端にガラスが四散しました。

耐熱ガラスじゃないと問題外ですね。

2回目は陶器も熱して温度差を小さくしてみたところ、流し込み時にひび割れは発生しなかったようです。

しばらく放置して十分に冷まし、アルミの塊ができあがりました。

アルミの熔解はさほど難しくないことがわかりました。

とはいえ炉の温度をかなり上げないといけないので、時間は結構かかります。

非常に暑い作業なので、真夏にはやらないほうがいいですね。