サイクロン集塵機の製作と性能

電動工具で木を加工する際に、木屑が結構出ます。

木屑回収に有効なサイクロン集塵機を作ることにしました。

集塵のために工具から掃除機に直接つないでも、すぐに木屑で一杯になります。

Webで調べてみると、サイクロン集塵機が木屑回収には有効らしく

既製品、キット、自作と色々やっている方が多かったです。

木屑の掃除は結構面倒、ゴホゴホするのでなんとか対策したいところです。

 

そんなわけでまずは材料購入から。今回は宇都宮のジョイフル本田で購入。

カラーコーン、蓋つきペール缶、塩ビ管(VU40,75)とソケット、グルーガン

合計3500円位なり

カラーコーンは比較的肉厚です。高さは450mmでした。

ペール缶は蓋付きの方が密閉できて良いみたいです。蓋が欲しくて新品買いました。

サイクロン部分を作ります。

カラーコーンを320mm程度に切り、工具からの吸い込み部分に

VP40を100mm差し込みます。チラシで型を作ってコーンに貼付け、印をつけます

カラーコーンに印をつけた部分に穴をあけて、VU40を通します。

VU40側も穴に沿ってカットし、できるだけ滑らかになるようにします。

グルーガンで接着して、工具吸い込み側は完了!

ペール缶の蓋を加工します。

VU75のソケットが通過する穴を蓋の真ん中に開けるので、印をつけます。

ドリルで穴を開けてからジグソーで丸く切断します。

穴あけ完了

VU75ソケットをグルーガンで接着します。

強度的に多少の不安がありますが、壊れたらまた考えることにします。

こんな感じでサイクロン部がペール缶に立つイメージです。

サイクロンの頂部は透明にしたかったので、100均で材料を物色したところ

PET樹脂のボウルがあったので、これを素材にします。

ドリルで穴開けてジグソーで切ったのですが、振動が大きくて所々割れました。

これまたグルーガンで補修→VU40ソケット接着→サイクロン頂部に接着、です

サイクロン集塵機本体の完成です。

あとは工具側と掃除機側を接続すれば使用できます。

掃除機とつないでみたところ

ちなみにサイクロン部分は外してペール缶に入れられる設計になっているので

持ち運びも結構簡単にできます。

 

【性能確認】

丸ノコに新規購入した集塵ノズルを装着して、ホースをつけます

木の板を10回切って比べてみました

集塵あり

集塵なし

この丸鋸の集塵ノズルでは木屑が1/2~1/3程度に減りました。

ペール缶に木屑が貯まるので木屑の有効利用も考えたいところです。

 

【材料と工具まとめ】

・蓋つきペール缶

・カラーコーン(高さ450):ホームセンターかな

・VU40,75:ホームセンターで売ってるはず

・グルーガン(色々大活躍)

・工具類はドリル、ジグソー、万能はさみでだいたいできます。

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