バッテリー(メイン使用 100Ah 12V×2台)

バッテリーには太陽光で発電した電気を貯めて使用しています。バッテリーがなければ夜間や天気が悪い日は電気が使えなくなります。

 

オフグリッド化を進めるうえでバッテリーの容量は大事になります。

天気が悪くても何日電気を使いたいか、でバッテリーの数が変わってきます。

今回は初期投資をできるだけ抑えて、足りなければ買い足せばいいと軽く考えて決めました。

(その後、使用期間の違うバッテリーを接続する場合には充電の偏りなどが起こり、バッテリーを痛める場合があることを知りました・・・(-_-;))

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100Ah×12V×2台で24Vで使用しており、蓄電量は100Ah×24V=2400Wh程度です。

今のところ消費電力は1150Wh/日程度なので、2日分程度の電気を貯められるようになっています。

この程度で十分かどうかは、使用しながら検証しているところです。

バッテリー容量が少ないのに冷蔵庫などの家電を使用すると、夜中にインバーターの低電圧警報の「ピーーー!!」という警報音に起こされます。

バッテリー電圧はチャージコントローラー(液晶型の場合)に表示されますので、バッテリーの状況を確認することができます。

 

購入先:インターネット通販

主な仕様:100Ah×12V×2台で24Vで使用。 型式:FVH100-12(古河電池製)の再生バッテリー

価格:10000円/台

決め手:バッテリーの元値が高いので高品質なものを期待しました。

バッテリーの手前についているのが「パルス発生装置」というものなのですが、これがバッテリーより高いのです(笑)。

 

バッテリーはカラになるまで使用してしまうと充電できなくなるので、常時は容量の50%程度に使用を抑えて充電するのがいいようです。

インバーター(メイン機 1000W 正弦波)

我が家では太陽光発電の電力をインバーターで直流24V→交流100Vに変換して使用しています。

 

本当であれば直流24Vをそのまま使用できるとインバーターの損失がない分だけ効率がいいのですが

もともと持っている電化製品がほぼ交流100V仕様のため、インバーターを使用しています。

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インバーターには作り出す電気の波の形で、正弦波と疑似正弦波の2種類があります。

正弦波:高価だが、ほとんどの電化製品が使用できる

疑似正弦波:安価だが、一部使用できない電化製品がある

 

今まで通りに家電を使用したい場合は正弦波のインバーターを選択することになります。

一流メーカーのインバーターは品質がよい反面、非常に高価です。(1000Wで8万円程度)

一方で中国製のインバーターは品質がまちまちですが安価になります。(国産品の半額以下が多い)

 

私は安さにひかれてダメもとで中国製のインバーターをヤフオクで購入しましたが、今のところ問題なく動いています。

 

購入先:ヤフオクにて(メーカー不明)

主な仕様:正弦波、1000W、コンセント2口

価格:送料を入れて10000円以下

決め手:いくつかのサイトで同じインバーターを使用しているのを見た。ISO、CEマークの証明書がある。

インバーター自体の電力使用量は取説(英語)に記載がないので不明です(笑)。

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このインバーターに付属していた注意事項メモ(これは日本語)に、こんな意味の事柄が書かれていました。

「定格容量(1000W)の1/3以上(約300W)以上の負荷を与えないと冷却ファンが回らないので、それ以上の負荷で使用すること。冷却ファンが回らない状態で使用すると機器が熱で損傷します」

 

しかし実際に300W以上の負荷をず~っと使用し続ける、というのはたくさんの家電を同時に使い続ける必要があり、現実的ではありません。バッテリーにもそれほど電気を貯められないので湯水のように電気を使用することはできません。

 

試しにパソコンと扇風機を使用してみたところ問題なく使用できましたが、負荷が50W程度のためインバーターのファンは回らず、だんだんとインバーターが熱を持つようになりました。

 

そこで、現在はインバーター稼働中はUSBタイプの小型扇風機(粗品)で冷却するようにしています。

インバーター本体の温度も下がるようで、今のところ問題なく動いています。

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一流メーカー品でも、太陽光発電で使用するインバーターは24時間365日稼働するようにはできていないようで、常時電源ONにしておくのは好ましくないようです。

我が家でもインバーターからの電力で冷蔵庫を使用していますが、夏でも涼しい時間帯に1~2時間は電源OFFにして運用しています。