ソーラークッカー(太陽熱調理器 パラボラ型)

太陽が出て暑い日が続くので太陽熱で目玉焼きを焼いてみました。

 

夏になると炎天下の車のボンネットで目玉焼きが焼ける…、と聞きますが、ホントに焼けるかずっと確認してみたかったのです!

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写真奥:ソーラークッカー 写真手前:ソーラーオーブン(10分で自作したもの)

 

ここで使用するのは「ソーラークッカー」(ダンパラボ製)です。

ソーラー調理マニアの間では通称「パラボラ」と呼ばれるもので、その通称の通りパラボラアンテナのような形をしています。

ちゃんと金属でできている製品もありますが、これは段ボール製です。手作りではなく市販品なのでよくできています。

 

中心部に太陽光を集めるのですが、実際に鍋を置く際に、太陽光の熱さを感じます。

光が強くなるので直視すると目を傷めるのでサングラスの着用が必須です。

太陽が出ていても、風が吹いていると熱が奪われるので、そういう状況にはこのパラボラ型のソーラークッカーはあまり向かないようです。

 

ではレッツ・ソーラークッキング!

 

1.ソーラークッカーに黒フライパンを載せ、少し放置してフライパンを温めます。

 

2.フライパンが温まったところで、生卵とソーセージ(残り物)を投入。

(取っ手が熱いので布を巻いています)

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3.投入後10分で目玉焼きらしくなり、15分後に取り出して食べてみました。

(生ものを中途半端な温度で長時間放置すると、調理しているつもりでも食材が痛むことがあるので注意が必要なようです)

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4.実食

それは太陽の味がする目玉焼きでした…。(至って普通の目玉焼きの味でした)

まだ日が出ていたので、その後インスタント焼きそば(ホンコン焼きそば)を調理して食べました。

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実際には、麺を茹でるためのお湯を沸かすのに使用することが多いです。

(昼前に1時間程度設置しておいて、温まったお湯をガスにかけて沸騰させます)

太陽光をたっぷり浴びた鍋はすんごく熱いので、鍋つかみなどが必要になります。

鍋のツマミが黒いと溶ける恐れがあるので、ツマミはアルミホイルで覆って使用しています。

 

段ボール製で雨に弱いので使用後は部屋にしまいますが、見た目の通りに結構かさ張ります。ただ、派手な形なので子供たちは喜ぶと思います。子供の理科への興味を引き出すのに役立ちそうな教材かもしれません。段ボール製だと、すぐに子供たちに破壊されてしまうかもしれませんが・・・。

 

太陽光をたっぷり浴びて調理した料理はいかがですか?

オフグリッド・シャワー(ポリタンク式太陽光温水システム)

ガスの契約のない、我が家のお風呂事情を紹介します。

 

天気がいい日は温水シャワーを浴びますが、温水を作るために使用しているのはポリタンクです。

ポリタンクに水を入れ、日の当たる場所に置いておきます。

夏場ですと、これだけで熱めの温水(50℃近く)になる場合もあります。

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工夫点としては

・ポリタンクの大部分を黒く塗装している(100均の黒スプレーを使用)

・風が吹くと熱が奪われるので、廃材を利用してガラス張りの箱の中にポリタンクを置いている

ポリタンクを入れる箱も、もっと断熱したり、反射材をいれるなど改良点はあるのですが気が向いたときに改良しようと考えています。

 

日が当たっている時間は温まりますが、日がなくなるとお湯が冷めてしまうので、温まったお湯を断熱して貯めておければ家で使う温水を賄えるかな?と妄想しているところです。

 

温まったポリタンクを浴室へ運び、アウトドア等で使用する手動ポンプ空気式のシャワー(タカギ製)を使用し、温水シャワーを浴びています。ポンプをシュコシュコ押す手間が面倒に思っていましたが、今ではすっかり慣れてしまいました。

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シャワーについては、ジョウロも動力源なしで使えます(空気式を導入する前はこれでした)。他にも12Vで動くキャンプ用のシャワーポンプ、100Vバスポンプなど状況に合わせて色々と選べると思います。ただし、電動のポンプではシャワーの勢いが強く、水が速く減るので、シャワーを浴びれる時間が短くなる場合があるので注意が必要です。

 

ちなみに、太陽が出ずにお風呂に入りたい時には、薪と灯油でお風呂を沸かせます。

お風呂にかかる光熱費はかなり安上がりです。

時々サウナに入りたくなるので、スーパー銭湯などにも行きます。

あまり昔の生活と変わらないような気はしますが、秋~冬の寒い季節を経験していないので挑戦は続きます…。